「第61回全日本スキー技術選手権大会」レポート(その1)

茨城選手団監督より、表題のご寄稿がありましたので、連載させていただきます。

スキーヤーの自由な表現から生まれるスキー技術の“巧さとその進化”を競い合う大会として「第61回全日本スキー技術選手権大会」(主催:公益財団法人全日本スキー連盟)は、2024年3月6日(水)~10日(日)の5日間、北海道ルスツリゾートを会場として開催された。同会場での本大会開催は第55回大会以来、6年ぶりの開催となる。第54回大会も同会場で20年ぶりの開催となったので、比較的短いスパンで会場がルスツに戻ってきたことになる。出場者数は男子290名、女子152名(DS含む)。 

茨城選手団からは以下の選手が出場した。 

・出場選手:(男子)原貴雅、高田悠太郎、大場貴登 

・出場選手:(女子)荻津遥、寺門咲歩 

・FR/補欠:(男子)伊藤愼悟、(女子)黒澤小夏

 移動日(3月5日) 

翌日の公式練習に備えての移動日となる。茨城県選手団(選手6名・監督コーチ4名)はスカイマーク791便で茨城APを9時35分離陸。11時00分には新千歳APに着陸、昼食もそこそこに12時30分発のビッグランズ号に乗車して14時30分にルスツリゾートホテルに到着するといったやや慌ただしい行程だ(1名は先に北海道入りをして大会に備える)。 

ホテル到着後、監督コーチ陣は受付・ビブの受取と補欠選手届を済ませ、夕方にはTCM(監督会議)への出席。選手はルスツリゾート内のアリーナ(体育館)でマテリアルチェック(使用する板へのスタンプ押印)を済ませて翌日の公式練習に備える。 

ルスツに到着して初日の夜はジンギスカンの食べ放題で鋭気を養った。 

(つづく)