「第63回全日本スキー技術選手権大会」レポート⑥

SF(スーパーファイナル:3月8日) 

いよいよ大会最終日。SF用のBibが朝、競技本部で配布されるので朝食をサッと済ませて足早に本多コーチとスキー場へ向かう。競技本部でBibを受け取ってスキーセンター「レラ」で尾﨑選手が来るのを待つ。 

昨日ほどではないが今朝も雪が降っている。コートはガスなくクリアーなので競技は問題なく進行できそうだ。ゴールエリアに行くと既に多くの観戦者で場所取りも思うように行かない。競技開始時間が近づくと徐々に身動きできない状況になってきた。コーチングエリアに向かう途中で鈴木名誉会長と槌田理事長を見かける。昨日7日から合流し応援に来られていた。 

本日の競技は3種目全て黒森山コート。ロングターン、ミドル~ショートターン、リバーススタートで不整地の流れ。コート状況を伝えるには男子選手の前走の情報では間に合わない。女子選手前走の情報を伝達する必要がある。女子選手のFRはSFの次点者なので出場選手と変わらないスキルなのでかなり有用な情報だ。 

1種目目のロングターン女子選手の滑走が始まる。男性と変わらない力強い滑りで15名が滑り降りて来る。そして直ぐに男子選手33名(30位タイ)の滑走が始まる。ゴール!!尾﨑選手277点の高得点。

 

2種目目のミドルターン~ショートターンがスタート。尾﨑選手はこの種目も277点の高得点。この種目が終了するとリバーススタートの為の準備とコートインスペクションの時間が設けられる。

3種目目のスタートリストが各都道府県代表者のオープンチャットで届く。直ぐに尾﨑選手とスタッフラインに共有する。尾﨑選手は19番目のスタートだ。女子選手のFRした赤松かおり選手が滑り降りてきた。コーチングエリアに近付くと元気な声で「コーチの皆さん、無線機どうぞ!」と。各都道府県連のコーチ陣が無線機のマイクを一斉に差し出す。スイッチを握る手に力が入る。赤松選手は「斜面は凄く滑り易いです!」との情報。無線機のマイクを差し出して選手の肉声をそのままゲレンデ上部の小泉専門委員と本多コーチを通じて尾﨑選手に届ける。いよいよ、男子選手の不整地小回りがスタートする。筆者のビデオカメラを撮るズームレバーに思わず力が入る。尾﨑選手の力強く、そして華麗な不整地小回り。ビデオカメラ超しではなく肉眼で見たい!と思いながらビデオ撮り。この種目281点の高得点!!大会が終わっても筆者の興奮は止まらない・・・ 

 

■大会結果 

・男子(288 名中) 

尾﨑 隼士 16位 

原 貴雅 133 位 

・女子(153 名中) 

黒須 徠夢 95 位 

■FR(前走)/補欠 

・女子 

菊池 香琳 予選2種目、決勝3種目のFR を実施

最後に 

第63回大会では尾﨑選手がSFに出場し、16位と素晴らしい結果を残しました。尾﨑選手が我が県連に来られて茨城県チームの総力が上がったと実感できる大会でもありました。 

茨城県スキー連盟の名誉会長、会長をはじめ役員・スタッフの皆さま、遠く茨城からJ SPORTS配信を視聴して応援してくださった皆さまご支援いただきまして誠にありがとうございました。無事に第63回大会を終えられて安心しました。また来年の第64回大会も会場は秋田県田沢湖スキー場での開催となります。引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 

文責:茨城県選手団 監督 鴨下宗弘