「第 62 回全日本スキー技術選手権大会」レポート①

スキーヤーの自由な表現から生まれるスキー技術の“巧さとその進化”を競い合う大会とし て「第 62 回全日本スキー技術選手権大会」(主催:公益財団法人全日本スキー連盟)は、 2025 年 3 月 5 日(水)~9 日(日)の 5 日間、北海道ルスツリゾートを会場として開催された。本年は昨年第 61 回大会に引き続き同会場での開催となる。

出場者数は男子 288 名、女子 153 名(DS 含む)。  茨城選手団からは以下の選手が出場した。

・出場選手:(男子)  原 貴雅、高田 悠太郎、林 大祐

・出場選手:(女子) 平井 悠希、荻津 遥

・補欠/FR:(男子) 大場 貴登、(女子) 菊池 香琳

移動日(3 月 4 日)

翌日の公式練習に備えての移動日となる。今回の茨城県選手団は茨城空港発組、信州松本空港発組、現地合流組、後発組と分かれる。茨城空港発組(選手3名・監督コーチ2名)はス カイマーク 791 便で茨城 AP を 9 時 35 分離陸して 11 時 00 分には新千歳 AP に着陸。信州松本空港組(選手2名)と合流して 12 時 30 分発のビッグランズ号に乗車して 14 時 30 分 にルスツリゾートホテルに到着した。

ホテル到着後、監督コーチ陣は受付・ビブの受け取り、リフト券受け取り、無線機受け取り、 夕方には TCM(監督会議)への出席。この日の TCM は初日の為、1 時間半に及んだ。当初予定していたFR(前走)の割り振りは本部からの書類の取り纏めが済んでおらず、翌日への持ち越しとなった。 選手はルスツリゾート内のアリーナ(体育館)でマテリアルチェック(使用する板へのスタ ンプ押印)およびメーカーへのチューンナップ依頼を済ませて翌日の公式練習に備える。 ルスツに到着して初日の夜は「かかし」で鋭気を養った。(写真は、クリックまたはタップすると拡大します)